たたみどこについて
普段、目にしている畳。
見えているのは、、、畳表(たたみおもて)と、畳縁(たたみべり)くらいでしょうか。
この畳表と畳縁は、畳床をくるんでいます。
畳縁は、畳表を止めるため、あと装飾を兼ねています。
畳床は、芯材になる板状のものです。
ふだん私たちの目に触れませんが、畳の重要な機能を担っているのが畳床です。
従来の畳床は稲ワラを5cmまで圧縮してつくっていましたが
最近は新しい素材の畳床がどんどん登場しています!
現在、畳床の種類は大きく分けて3つあります。
主に使われるのは断熱性と耐湿性に優れたポリスチレンフォームやインシュレーションボードです。
軽量で防カビ・防虫の工夫が施されています。
また、三層に分け、上下は稲ワラ、真ん中は新素材…といったように、
稲ワラで新素材をサンドウィッチにしたものも。
これだったら稲ワラ床の良さと、新素材の良さ(防カビや防虫)の良さを両方享受できることも。
さまざまな畳床がJISに基づいた品質基準のもとで生産されているんです。
マンションなどでは、畳といっても畳床がほとんどないものもあります。
設計や構造上難しいんでしょうね。
山本畳店では、お客様のお宅や要望に合わせて、畳床も選べるように提案させていただきます!
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