たたみどこについて

東伊豆町*山本畳店

2017年12月13日 10:00

普段、目にしている畳。

見えているのは、、、畳表(たたみおもて)と、畳縁(たたみべり)くらいでしょうか。

この畳表と畳縁は、畳床をくるんでいます。

畳縁は、畳表を止めるため、あと装飾を兼ねています。

畳床は、芯材になる板状のものです。

ふだん私たちの目に触れませんが、畳の重要な機能を担っているのが畳床です。


従来の畳床は稲ワラを5cmまで圧縮してつくっていましたが

最近は新しい素材の畳床がどんどん登場しています!



現在、畳床の種類は大きく分けて3つあります。

主に使われるのは断熱性と耐湿性に優れたポリスチレンフォームやインシュレーションボードです。

軽量で防カビ・防虫の工夫が施されています。

また、三層に分け、上下は稲ワラ、真ん中は新素材…といったように、

稲ワラで新素材をサンドウィッチにしたものも。
これだったら稲ワラ床の良さと、新素材の良さ(防カビや防虫)の良さを両方享受できることも。


さまざまな畳床がJISに基づいた品質基準のもとで生産されているんです。


マンションなどでは、畳といっても畳床がほとんどないものもあります。

設計や構造上難しいんでしょうね。


山本畳店では、お客様のお宅や要望に合わせて、畳床も選べるように提案させていただきます!

関連記事